一連材合計で、547万9010円!!!~魚梁瀬天然杉~

皆さん、おはようございます。

今朝の高知新聞朝刊に、馬路村の森に関連する記事が2つ掲載されていましたので紹介します。

 

一つ目は、「魚梁瀬天然杉・初市」の様子です。

展示会前で、事務所に缶詰状態の管理人は、初市に行くことができませんでしたが、
最後の伐採で最も大きかった直径138cmの木が、
一連材(木1本を分割して、1本ずつ並べて売る方法)として、競りにかけられ1番玉が67万円/m3の値を付けました。

一連材合計で、547万9010円!!!

絶頂期に記録した、一連材:3,500万円には及びませんが、想定場の高値が付いたのではないでしょうか。

 

二つ目は、「馬路村森林組合新事務所完成」の記事です。

建て替える前の森林組合事務所は、管理人が子供のころから建っておりましたので、
随分と古く、コンクリート床+冬場は隙間風が入って、足元が冷えまくる事務所でしたが、
この度、地場産材をふんだんに使った「CLT工法」によって、新しい事務所に生まれ変わりました。

*CLT工法に関する詳しいことは、下記のWEBサイトでご覧いただけます。
http://clta.jp/clt/

 

高知県の林業を支えてきた「魚梁瀬・天然杉」
そして、これからの高知県の林業を発信していく「CLT」

二つの記事が、同じ日に掲載されたのも運命かもしれません。

地場産材の活用、そして豊かな森を守り育てていくために、
次世代の林業を担う私たちのやるべきことは、まだまだたくさんあります。